以前、別府温泉水あまざけ回復法を和多知のブログで書かせていただきました。
その後、多くの方と日本の糀について、あま酒の健康対策、また温泉水の効用などのお話しをする機会に恵まれました。想像以上にあま酒を手作りして飲まれていたり、色々な種類のあま酒を愛飲されている事には喜びと驚きでした。反面、昔飲んだあま酒のイメージが強くて飲む気がしない!あま酒はアルコール飲料と思っていた!などのお話も伺えました。
日本の糀文化の素晴らしさに触れるきっかけとしてもあま酒は入りやすいと思っています。私たちの風土で生まれ育まれてきた古来から伝わる伝統的発酵甘味飲料です。今回は私の推しである別府大学発酵食品学科開発の別府温泉水あまざけで試した楽しみ方を少し書いてみます。
1.温泉水あま酒ストレートを祝いの食卓で!
歴史を紐解いていくとあま酒を神様にお供えをしていた事がわかります。お祝いの席やお正月に新しい年神様を迎える食卓にもあま酒をいただく演出もよろしいのではないでしょうか?アルコールを飲めない方やお子様ご年配の方にも、あま酒でのおもてなし。
2.パーティーシーンにも楽しめる
あま酒➕のバリエーションで!
①あま酒➕炭酸水少し
あま酒に少しの炭酸水で割ると爽やかな味わいに変化します。その時の注意点は、炭酸水を入れすぎない事です。あま酒の味わいが消えてしまわず炭酸水の発泡感が残る微妙なところがポイントとなります。
②あま酒➕牛乳又は豆乳
あま酒に少量の牛乳又は豆乳を加えると、まろやかな味わいに変化します。ミルク味好きの方やお子様にもおすすめです。
③あま酒➕柑橘系
あま酒にオレンジジュースなどの柑橘系をブレンドすると柑橘系主体の味わいに変化します。あま酒が苦手な方には、ジュースにあま酒をブレンドするという逆発想で加えてみて下さい。
④あま酒➕トマトジュース
あま酒にトマトジュースをブレンドする割合は、好みによりますが、ブレンド割合で味が変化しますが、とても相性良くおすすめのブレンドです。
トマトジュースが飲めなかった方にも好評です。
ここまでは、冷たいあま酒の楽しみ方でした。
氷は加えずあま酒やブレンドするドリンクも冷やした状態で準備する事をおすすめします。
⑤温めたあま酒➕すりおろした生姜少々
昔ながらのあま酒の飲み方ですが、冬に栄養あるあま酒に体が温まる効果のある生姜少々を加える事は体を労る養生になります。
しかし、生姜は入れすぎると刺激が強すぎますので少量です。
⑥温めたあま酒➕シナモン(桂皮)
温めたあま酒にシナモン(桂皮)のパウダーやスティックを添えるなどして少し加えると、食欲が出ない時などには、桂皮アルデヒドが臭覚を刺激する為、食欲が湧いてくるかもしれません。
生姜やシナモン(桂皮)は、漢方の生薬でもあります。少量あま酒に加えるという飲み方は、まさに食養生そのものだったのではないでしょうか?
以上の楽しみ方は、別府温泉水あまざけで試したものです。全てのストレートあま酒に向いているとは限りません。おすすめの別府温泉水あまざけの味は、あっさりとした癖の少ないあま酒ですので、味にも柔軟性があると感じます。
また、ブレンド方法で飲むグラスやカップによっても楽しみ方も味わいも変わります。この様に別府温泉水あまざけは柔軟性が魅力のひとつです。
最後に、私がおすすめしている別府温泉水とあま酒のコラボで誕生した別府温泉水あまざけもまさに温故知新の意の通りあま酒のブームを迎え、あま酒を応用した多様なバリエーションの商品が広がりをみせています。古来からの知恵と若い感性で新たなアイデアでうまれていることは喜びです。
米糀から発酵文化を継承してきたあま酒にかかわらず、多くの分野でもこの温故知新の流れは再び地球が自然回帰をしていく為の源流のヒントが含まれているのだろう!と信じています。
色々な分野でも日本の温故知新の動きを楽しみにしていきたいものです。
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